Webデザインと色の心理学

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はじめに

こんにちは、内定者の角田美貴です。

突然ですが、みなさんは「人間がある物を見てから第一印象を決定するまでに必要な時間」はどれくらいであるかをご存知でしょうか?

答えは「0.1秒」であるとされています。

「0.1秒」という時間を見て短いと感じた方も多いのではないでしょうか?

こんなにも短時間で人間の第一印象は決まってしまうのです。

第一印象を決める要素には他にも様々なものがありますが、Webサイトの第一印象を決める要素として「色」は大きい力を持っています。

今回は、そんなユーザーの購買意欲を高めるために非常に大切である「色と心理学」についてご紹介致します。

色彩心理学の基礎

私たちは、日常的に色に囲まれて生活しています。

そして、そんなたくさんの色に囲まれながら生活することで幼い頃より自分を取り巻く環境や経験から様々な色のイメージを学び取っています。

例えば、信号に対して「赤は止まれ、青は進め」という認識や、「男の子は青、女の子はピンク」などという印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?

それは、成長の中で慣れ親しんだイメージが積み重ねられ、色に対するイメージのデータベースがつくられているからなのです。

ここからは、そんな「色が人へ与える影響と効果的な取り入れ方」についてご紹介していきたいと思います!

代表的な色とその特性

・『1

赤は、「人間の感情的興奮や刺激をもたらす色」です。

トップページに強烈なメッセージを載せたい場合に使用します。

非常にインパクトがあり、視覚的誘導も認識しやすい色となるため、「セール・お買い得感」を伝えたり、宝くじやギャンブルなどの「チャレンジ・攻める姿勢」を感じさせることに効果的でしょう。

 

・『

2

黄は、「喜びや幸福感をもたらし、気分を高めるような色」です。

明るく社交的な印象を与え、個性的で印象に残りやすいため、イベントサイトやキャンペーンサイトに適しています。

「活発さ」や「軽快さ」を演出したい場合に効果的でしょう。

また、交感・副交感神経を刺激するため「注意喚起」にもよく使われます。

 

・『オレンジ

3

オレンジは、「楽天的な印象を与え、明るさや暖かみをもたらす色」です。

赤と黄のミックスであるオレンジは、アクティブでありながらも、さほど警戒心を与えないため万人受けする色合いであるため食品系のサイトに適しています。

また、行動喚起させる色でもあるため、「購入ボタン」や「登録ボタン」に使用すると効果的であるとされています。

・『

4

緑は、「緊張感を和らげ、リラクゼーションをもたらす色」です。

また、自然、平和、安全、環境へのやさしさを印象づける色であるため、エコ活動や教育関連のコンテンツに適しています。

疲れた時には緑を見ると良い、と言われるだけに落ち着きや安心感を醸し出したい場合にオススメです。

・『

5

青は、「知的さ誠実さを印象づけ、精神的な落ち着きをもたらす色」です。

「信頼感」や「安心感」を生み出す色であるため、銀行やビジネス系のサイトに適しています。

また、水色であれば「晴れた空」や「水」を連想させ、万人に好まれる明るいイメージとなるため「爽やかさ」を演出したい場合にも適しているでしょう。

・『

9

白は、「純粋さや無機質感をもたらし、神聖さや無邪気さを表す色」です。

清潔感などといったクリーンなイメージをもたらすため、医療関係のサイトにオススメです。

また、無機質な印象を与える一方で、写真や文章などサイトの構成に細部までこだわると、美しく洗練された印象をもたらすことができます。

 

・『黒』

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黒は、「力強さや沈黙を象徴し、高級感や重さをもたらす色」です。

贅沢品のマーケティングに使用されることも多く、洗練されたシャープな印象を与えるためファッション業界のサイトにも適しています。

写真をシャープに見せることもできるため、たくさんの写真を利用するギャラリーサイトにもオススメです。

色の特性を活用するためには

ここまでで、色の持つ特性や効果についてご紹介してきました。

しかし、必ずしもこのまま使用すればいいという訳ではありません。

なぜならば、大切なのは「Webサイト全体のバランス」だからです。

例えば、赤が視覚的誘導を促す色だからといって、黒を基調としたモダンで高級感のある雰囲気を演出しているサイトで「会員登録ボタン」を赤色で設置したとします。

落ち着いた雰囲気とは裏腹に、「会員がほしい!」といった企業の主張が強く出てしまいますよね。

同様に、赤やオレンジを基調としたサイトの購入ボタンを同系色で設置してまうと目立たなくなってしまいます。

つまり、特性や効果を理解しているからといってそのまま使用しただけでは良いサイトづくりとはいえません。

色の持つ特性や効果を理解した上で、訴求したい方向性とサイト全体とのバランスを考えることを意識してみましょう。

まとめ

みなさんいかがでしたでしょうか。

色は人の感覚に左右されるものであるため、「絶対に正解」というものが存在するわけではありません。

しかし、色が人の脳に与える影響が大きいということも確かです。

だからこそ、色が持つ特性を理解し、少しでもユーザーの購買意欲を高めるようなサイトにしていきましょう!

ぜひ参考にしてみてください。

 

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