スマホ中心の世界へ!セカンドスクリーンの視点

こんにちは、WEBマーケティング事業部の難波です。

パソコン(PC)、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートメガネ等、次々と身の回りに端末(デバイス)が増えてきている昨今。

数年後の未来を想像することが難しいほどに変化のスピードが速くなってきている一方で、一度慣れ親しんだものからそう簡単に離れられないという実情もあります。

今回は、「セカンドスクリーン」という考え方を通じて、マーケティングの最前線を垣間見てまいります。

スマホ中心の世界へ!セカンドスクリーンの視点

セカンドスクリーンとは

セカンドスクリーン(second screen)は従来、テレビをファーストスクリーン(first screen)としつつ、PC、スマートフォン、タブレット等のデバイスと連携させるサービスを広く指す概念でした。

この場合の「ファースト」「セカンド」は、デバイスの個数を認識させる数値としての意味だけでなく、序列をも形成する呼称です。

「メイン(主)」と「サブ(副)」といった言葉に置き換えた方がわかりやすいかもしれません。

テレビCMなどで、終わりの方に「続きはWEBで」というアナウンスとともに検索ボックスの画面が表示されるのが典型例です。

15秒や30秒のテレビCMで、消費者が特定の企業や商品を認知するとともに興味を持ち、検索行動に至る、という一連のプロセスがそこにはあります。

「メディアの王様」と称されてきたテレビですが、実際、「ブランディングのためにはテレビでの宣伝が一番効果的」「情報は上流から下流へ移動するもの」といった意識はまだまだ根強く残っているように思われます。

スマートフォンの逆襲

しかし近年、インターネットの発達、若者のテレビ離れ、そしてスマートフォンの普及等によって、状況は大きく変化しつつあります。

単純に自分自身の接触時間を考えてみて下さい。

学生や社会人ならば、一日の大半、テレビのない戸外で生活しているのに対して、スマートフォンは肌身離さず持ち歩きます。

電車の中や移動中のちょっとした隙間時間も、スマートフォンと向き合っていることが多いのではないでしょうか。

そもそも、同じ「スクリーン」といえど、”できること”がテレビとスマートフォンとでは大きく異なります。

今でこそ参加型の番組が増えておりますが、基本的にテレビは受動的に放送される映像コンテンツを視聴するためのデバイスです。

一方、スマートフォンは、下記のように様々な(多くは能動的な)行動の手段となります。

・Youtube等を通じた映像コンテンツの視聴

・音楽やラジオ番組等の音声コンテンツの聴取

・漫画や書籍等の文字・画像コンテンツの閲覧

・ゲームアプリを通じたゲーム

・メールやLINEを通じた友人とのやり取り

・Facebook等のSNSによる情報発信

・ブラウザを通じたインターネットサーフィン

・Amazonや楽天等のECサイトでのショッピング

・取引先への電話連絡等

・写真、動画の撮影

・道や路線に迷ったときの道案内役

情報の取得(インプット)面だけを比較しても、今もテレビがスマートフォンより優れている、という材料はそれほど多くないように思います。

テレビを見ながらスマートフォンを見る「ながら視聴」の際、数メートル先のテレビより、手の中に位置するスマートフォンに意識が集中していないでしょうか?

テレビをきっかけに何かを知ったとしても、それを深掘りするのはウィキペディア(Wikipedia)等のWEBサイトといったことも、しばしば体験しているはずです。

テレビで放映されるコンテンツの多くは、スマートフォンでも視聴は可能で、CMのカット、レコメンド機能(視聴したコンテンツを参考にオススメのコンテンツを表示)等の付加価値も存在しています。

未知の商品・サービス情報の認知、ブランディングというテレビの得意分野においても、バナー広告・動画広告等の登場・技術革新によって、スマートフォンがテレビに代替できるようになってきています。

「スマートフォンファースト」の時代へ

もちろん、テレビは今後も重要なデバイスの一つであり続けるでしょう。

それは、テレビが家の居間に置かれ、家族全員で番組を楽しむ、といったように、単なるコンテンツ視聴以上の意味合いを有するからです。

また、映画ファンが映画館での視聴にこだわるように、テレビというスクリーンを通じたコンテンツ視聴へのこだわりも残り続けると思います。

しかし、少なくてもマーケティングの現場では、「スマートフォンファースト」、すなわち、スマートフォンを基軸に考える必要があります。下記のような事例は、今後ますます増えていくに違いありません。

 ・テレビで宣伝されている商品を買おうと思い、スマートフォンで検索したら、悪い書き込みが多かったので、買うのを止めた

・Facebookで友達が好きだと書いていた芸能人がテレビ番組に出演していたので、気になって見てみた

・面白いテレビドラマを見たいと思い、「テレビドラマ オススメ」「テレビドラマ ランキング」等のキーワードでヒットした作品を視聴した

・平日の朝はニュース番組ばっかりでつまらないので、動画アプリで好きな番組を見ている

・天気予報や交通情報など、テレビは自分とは関係のない地域のことも伝えるので、スマートフォンでチェックするようにしている

もはや、「スマートフォン上でどう見られているのか」「スマートフォン上でどう見られたいのか」を常に意識しつつ、ブランディング・広告戦略等を展開せざるを得ないのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では、「スマホ中心の世界へ!セカンドスクリーンの視点」について述べてまいりました。

スマートフォンのファーストスクリーン化は、高額の投資を要するテレビCMと無縁だった多くの企業にとって、ユーザーにアプローチする好機ともいえます。

時代の変化に柔軟に対応し、さらなる前進を図ってまいりましょう。

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