Facebookでもアクセス解析が出来るって知ってました?

1.はじめに

通学・通勤でバスや電車に乗っているとほぼ当たり前の風景のようになった携帯電話を見る人々。

そんな携帯電話利用者の多くがSNSを使っています。中でもFacebookはなんと全世界でのユーザー数が20億人に上ります。

Facebookで会社や団体のページを作る方も多いかと思いますが、実はホームページで行うようにアクセス解析が出来る「インサイト」という機能があるのをご存知でしょうか。

どうせ大したことはできないんでしょ!

と思われた方、必見です。このアクセス解析を知っているのといないのでは、SNSが会社の売上に貢献するかどうか大きく分かれます。

2.Facebookで出来るアクセス解析(流入経路)

ホームページにおけるアクセス解析の基本は以下の3つです。

①「どんな経路でサイトに入ってきたのか」

②「サイト内でどんな経路でゴール(予約、問い合わせ、購入等)に至ったのか」

③「サイト内でどんな経路で離脱したのか」

Facebookページにはホームページのような複数のページは存在せず、代わりに記事を投稿できます。ですので、②・③に関してはどんな記事が好まれて、どんな記事が好まれなかったかということがチェックポイントになります。

ここでは、先ず「どんな経路でサイトに入ってきたのか」についてチェックするポイントを紹介します。Facebookページ内の「インサイト」というタブをクリックし、複数の項目の中から「いいね!」タブをクリックします。

すると、3つの項目がありますが、今回は“ページの「いいね!」の発生場所”をご覧ください。

すると、上記の写真のようにどんな経路からページに訪れたのかが一目瞭然です。当然ですが、より流入数が多い経路に注目をするべきです。

なお、各項目のより詳細な説明が知りたい場合は下記のサイトを参照ください。

▼『【Facebook解析】Facebookページ内のインサイトの見方・活用方法を徹底解説!』
2.Facebookページインサイトの見方 いいね!の発生場所

URLhttps://mr-fusion.net/facebook-insight/

3.Facebookで出来るアクセス解析(顧客属性)

では、お客様の流入経路も分かったところで、早速どんな記事が人気を得ているのかという話を進めたいところではありますが、一体どんなお客様がページを訪れてくれたのか気にはなりませんか?

そこで、オススメなのが「利用者」タブです。

こちらをクリックすると、ページを訪れてくれたお客様の年齢・性別・居住地など基本的なデータを見ることができ、自分たちのページ・商品に興味・関心がある人がどんな人たちなのかをよりリアルに知ることができます。

例えば、日本の歴史・文化にまつわる事業を展開しているA社のページに訪れている顧客属性を見ると、意外と若い女性のファンが多いことが分かります。ちなみにここでいうファンというのは、ページに対して“いいね!”をしてくれている人の数です。

さて、では今度は「リーチした人」というタブを開いてみましょう。リーチというのは、投稿された記事を見てくれた人の数です。すると、20代後半から50代までの男性といういわゆる歴史・文化が好きそうな層の方たちが投稿をたくさん見てくれていることが分かります。

さらに、今度は「アクションを実行した人タブ」を押してみましょう。こちらは“いいね!”や“コメント”、“シェア”といった行動をしてくれた人の数を表しています。つまり、実際には30代後半から60代の男性というまさに歴史通の層の方々が反応を示してくれているのです。

お店にとってより大切なお客様は当然ながら商品を買ってくれるお客様です。そこで、今回のケースでいけば当初は若い女性向けに記事を投稿していくべきか?と思いきや、実際に盛んに反応を見せてくれている30代後半から60代の男性というメインターゲットに向けたメッセージを届けていくことが重要であることが分かります。

4.Facebookで出来るアクセス解析(サイトコンテンツ)

さて、これまでお客様がどんな経路で流入してきて、そのお客様がどんな属性なのかを見てきました。ここでいよいよ最重要項目である、“いいね!”、“コメント”、“シェア”をつかみ取る記事作成をするためにどんな視点で解析をすればよいのかを見ていきましょう。

ここでは、「投稿」タブが役立ちます。タブを押すと以下のようなグラフが出てきます。

こちらは、どの時間帯にページのファンがオンライン状態にあったのかを示したものです。記事を投稿する際には、当然ですが、お客様が9:00に記事をチェックしているのであれば、その時間に投稿をするべきです。

写真を見ると、比較的どの時間帯もコンスタントにファンが点在しています。

しかし、ここで大切なことはオンライン状態にいるファンの数よりも“いいね!”、“コメント”、“シェア”といった行動を起こしてくれている人たちがいつ記事を見てくれているのかということです。

上記の画面をスクロールすると、それまで投稿をしてきた記事に関して、日時、投稿タイプ(後ほど詳しく説明します)、リーチ数、エンゲージメント数(“いいね!”、“コメント”、“シェア”)をチェックすることができます。

ここでは、比較的12:00に投稿された記事が多くのエンゲージメントを獲得していることが分かります。つまり、同じ投稿をするのであれば、12:00に投稿をするほうがよりエンゲージメント数を増やせる確率が上がるということを意味しています。

では、一体なぜエンゲージメントが伸びる記事、伸びない記事が存在するのでしょうか?

それには様々な要因がからみ合いますので、一概にこれが原因ということはできませんが、仮説を立てるのにヒントを得られるポイントをいくつか紹介します。

 ・エンゲージメントが高い記事に共通するコンテンツは何か

無数に存在するFacebook上の記事の中であなたが書いた記事が興味を持って読まれたのには必ず理由があるはずです。

高いエンゲージメントを獲得している記事には知らないうちにお客様に響く共通のコンテンツが入っている可能性があります。それが何なのかは仮説と検証を繰り返していくしかありませんが、意識してみることでお客様のセールスのツボが見えてくるかもしれません。

・どんな投稿タイプがうけるのか

Facebookページの投稿タイプは大きく分けると3つあります。

写真
投稿の際に写真を添付することができます

リンク
他のページや企業のホームページのURLなどを載せられます

動画
YouTubeの動画を掲載することも可能です

これら3つのうち、何が伸びているのかチェックするには「投稿タイプ」というタブが役立ちます。こちらでは、それぞれのタイプの投稿がどれだけのリーチ数やエンゲージメント数を獲得したのかが分かります。

・競合はどんな記事を書いているのか

Facebookページの優れた機能の一つに競合と思えるページを登録しておくと、競合が高いエンゲージメント数を獲得した記事をいつでも見れるというものがあります。「競合ページの人気投稿」というタブを押すと、登録しておいた競合ページの中で人気の投稿が見れるので、自分の記事と見比べた時に何が違うのか比較・検討することができます。

自分で一から施策を考えるのも一つの手段ですが、成功したものをパクるというのも上等手段ですので、是非覚えておいてください。学生でカンニングしたら怒られますが、社会人はカンニングをする人ほど優秀です。

5.まとめ

これまでエンゲージメントというページ内の成果を最重要項目として話を進めてきました。確かに、“いいね!”、“コメント”、“シェア”が伸びることは拡散という意味でも非常に意味があります。

しかし、先ほどの日本の歴史・文化を伝える事業を展開しているA社のそもそもの目的が「若者に日本の歴史・文化を伝えること」であったら、果たして30代後半から60代の男性を中心に伸びているエンゲージメント数を見て、上手くいっていると言えるでしょうか?

結局最後に立ち返るのは、どんな目的でページを運用しているのかということ。そこをないがしろにして数字だけ追いかけると後から気づけば全く意図に反することをしていた、なんてことになりかねませんので、ご注意を!

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