明朝体だけじゃない!感情を揺さぶるフォントの秘密9選

こんにちは。内定者の村越です。

突然ですが質問です。最近フォントを意識してお仕事されることはありますか?
フォントを選ぶなんて長年やっていない。明朝体しか見慣れていませんという方も多いのではないでしょうか。
社内文書などはそれでよいですが、ホームページの制作やロゴデザイン、ビラ作成などのお仕事が決まればそうは言っていられませんよ。

「ただの文字じゃないか。」「それを変えてどうなる」と思われた方!侮るなかれ。”たかが文字”ではありません。フォントを変えただけお客様の反応が大きく変わるなんてこともよくあります。

さあ今回は、「フォントがどのような感情変化をもたらせるのか」をお伝えします。

フォントは人の感情を揺らす

1923年に行われたフォントに関する最も初期の研究では以下のようなことが判明しました。
Cheltenham BoldCentury Boldのようなシンプルな書体は「経済的である」や「力強さ」をイメージさせるのでコーヒーや車のようなプロダクトにピッタリ!
Caslon Old Style ItalicやTypo Slopeのような華美なフォントは「贅沢さ」や「高級感」をイメージさせるので宝石や香水などとよくマッチ!このようにフォントが人間の感情部分と関連性を持っていることが分かりました。

参考:https://gigazine.net/news/20140612-science-of-font/

明朝体・ゴシック体

まずは基本的な明朝体とゴシック体の違いから見てみましょう。

明朝体

【特徴・長所】
横線に対して縦線が太く、横線の右端、曲り角の右肩には、筆で書いたような三角形の山(ウロコ)がある書体です
教科書などを除けば、書籍のほとんどで明朝体が使われています。また”ウロコ”のような装飾があることでリズムができるので読んでいても疲れにくく、飽きがこないのが特徴です。
線の太さに強弱があるので、感情を表すのに向いた書体と言えます。

【短所】
線の太さに強弱がある明朝体は、背後が発光しているディスプレイでは細い部分の視認性が低くなりやすいため、敬遠されてしまう傾向にあります。

※視認性:注意を向けて探している時の対象の見つけやすさのことを言います。周囲から際立っていることで認知がしやすいという性質があります。

ゴシック体

【特徴・長所】
全体的に太さが変わらず、明朝体の”ウロコ”のような装飾はもたない書体です。明朝体に比べて視認性が高く遠くからでも読みやすいことが特徴です。
タイトル・見出し・強調したい箇所に利用するのに向いています。またスマホやPCなどでは明朝体よりも圧倒的に利用されています。

【短所】
太さが均一で装飾がないことから、字面がのっぺりとしてしまうため、長文になると読みづらいです。
感情が伝わりにくく、小説などには向いていないとされています。

しかし『やさしさゴシック』はゴシック体ですが、やわらかい印象を与えます。

 

主なフォントのイメージ

➊ (太めのゴシック) 力強さ 堅実さ

➋ (明朝体) 信頼感 安心感

➌ 女性的 (楷書体) 伝統的 歴史的

➍ (ポップなゴシック) 元気さ 楽しさ

*FGポップ

➎ (ポップな明朝) 可愛らしさ 女性らしさ

*はんなり明朝

コンセプトで選ぶ

グレード感を意識したフォント選び

商品の価格帯を表現することもできます。
高級車を宣伝するには、明朝体を使うことで高級な印象を与えることができます。また文字の線を細くすることで、エレガントさも加わります。

世代・年齢層を意識したフォント選び

大人向け商品や成長を表現したい場合は、成熟したイメージをもつ明朝体を用いるとよいでしょう。
若者にアプローチをしたい場合は、明朝体と比較すると若い印象を与えるゴシック体を使ってみるのもよいでしょう。丸みを帯びたゴシック体はさらに幼く、可愛らしいイメージを与えることができます。

ユニークなフォント

『イマジン・ヨコハマ』

漢字は、横浜市の18区名称のみしか入っていないというフォント。ご当地限定ということで、その土地名、加えてその土地の雰囲気に合わせたフォントデザインになっています。横浜の場合、上品なやわらかさとレトロな街も残っていることから、やわらかさ×レトロ感が出ていますね。

『こども丸ゴシック』

チョークで書いたようなかわいらしいポップな手書きフォントです。

小学校1~3年生の漢字が取り入れられています。使える漢字数は少なくなっていますが、“こども”とつくだけあって、小さい子どもに親しみをもって読んでもらえるような字体となっています。またそのくらいの年齢の子もすぐに理解できる漢字に制限されているので、ターゲットに合った内容に出来るのではないでしょうか。

『たぬき油性マジック』

太いマジックを使って手書きで書いたような文字になります。ラフな雰囲気が出ますね。
セールやお買い得品を紹介する際に使用すると効果があるのではないでしょうか。即席だけれどお客様を惹きつける役割を果たせるように思います。

まとめ

いかがでしたか。
「フリーフォントが多すぎてどのフォントを使えばよいか分からない。」
「結局、明朝体かゴシック体になってしまう」という方は多くいらっしゃったのではないでしょうか。
しかし今回ほんの一部ではありますが、一つ一つのフォントがもつ印象が変わったのではないでしょうか。

キャッチコピーやイラストなどのデザインを工夫することも必要ですが、そちらはデザイナーさんに任せ、フォントの持つイメージをターゲットとなるお客様に合わせてみるのもおもしろいかと思います。

参考:https://liskul.com/freefont-2626

 

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