WEBマーケティングの手法!現状分析のフレームワーク

こんにちは、WEBマーケティング事業部の難波です。

WEBマーケティングの現場において、先人が編み出したフレームワーク(枠組み)を活用すれば、的確かつ迅速に戦略を構築することができます。

この記事では、「WEBマーケティングの手法!現状分析のフレームワーク」について述べてまいります。

 WEBマーケティングの手法!現状分析のフレームワーク

1、MECE(ミーシー)

MECE(ミーシーもしくはミッシー)は、Mutually Exclusive Collectivery Echausiveの略称です。それぞれ、

Mutually(相互に)

Exclusive(重複せず)

Collectively(全体として)

Exhaustive(漏れがない)

という意味の単語で、「ダブらず・漏れなく」考慮要素を洗い出すことを表します。

例えば、任意に100人を集めて、

①20代

②30代

③学生

④主婦

の4つに分類した場合、人によっては2回カウントされ、重複が生じます。

全員を

①20代の学生

②20代の主婦

③30代の学生

④30代の主婦

のように分類すれば、重複が生じることはありません。

年齢軸に「40代」「50代」、職業軸に「会社員」「公務員」などを加え、しかし、100人全員が上記属性を有していない場合、漏れが生じます。

⑤「20代の会社員」

⑥「50代の公務員」

といった分類を新たに用意し、100人全員がいずれかに当てはめられて初めて、MECEの状態になったと評価されます。

2、3C

 

3Cは、

Company(自社)

Customer(顧客)

Competitor(競合)

の3つの「C」の視点を用いた現状分析の手法です。

各主体の関係性に焦点を合わせることで、戦略・戦術の妥当性を検証したり、アイデアの創出が可能になります。

関係性のパターンは、

①自社→顧客

②自社→競合

③顧客→自社

④顧客→競合

⑤競合→自社

⑥競合→顧客

の6つがあります。

これらを前提にしつつ、顧客ニーズ、市場規模、自社の強み・弱み、競合との差別化ポイント等を洗い出し、事業の方向性を定めていきます。

3、ロジックツリー

ロジックツリー(logic tree)は、「論理の木」との直訳からイメージできるように、思考のプロセスや範囲などを樹形図のように視覚化して整理する手法です。

ロジックツリーには、掘り下げ方の違いに応じて、下記のような種類があります。

①WHYツリー(原因追求)

②HOWツリー(問題解決)

③WHATツリー(要素分解) 

例えば、「コンバージョン数が増えない」という問題に対して①を適用すると、下記のようなロジックツリーが作成できます。

これにより、問題点を究明し、改善策を練り、改修を進めるのです。

4、ファイブフォース

ファイブフォース(5F)は、下記の「5つの競争要因」と各考慮要素に基づいて、業界構造を把握する分析手法です。

①業界内の競合業者

競合業者数、業界の成長性、資金力等

②将来の新規参入業者

規模の経済、参入障壁、スイッチングコスト(乗り換え費用)等

③代替品

価格、機能、操作性等

④供給業者(売り手)

系列関係、品質、値上げ圧力等

⑤消費者(買い手)

ニーズ、ブランディング、値下げ圧力等

ファイブフォースによって得た業界構造に関する分析をもとに、「どのように守るか」「どのように攻めるか」等の戦略を構築、展開することになります。

5、SWOT(スウォット)

SWOT(スウォット)は、

Strengths(強み)

Weaknesses(弱み)

Opportunities(機会)

Threats(脅威)

の4つの視点に基づいて現状分析を行う手法です。

これらは、内部・外部、プラス・マイナスの軸によって分類され、下記のようなマトリックスを構成します。

「自社内部のプラス要因は、自社の強み」

「自社外部のマイナス要因は、自社にとっての脅威」

といったように利用します。

さらに、上記に戦略・方針を掛け合わせると、下記のようなマトリックスになります。

「自社内部に強みがあり、市場に成長性がある場合には、積極姿勢をとる」

「自社内部に弱みがあり、競合業者からの脅威が認められる場合には、防衛・撤退をする」

といったように利用します。

6、PEST(ペスト)

PEST(ペスト)は、自社の戦略に影響を及ぼす外部要因を、下記の4つの観点・考慮要素に基づいて分析する手法です。

Political(政治的要因)

法律(規制・緩和)、条約、税制、政権交代、公的補助、裁判制度、判例、デモ等

Economic(経済的要因)

景気動向、経済成長率、株価、物価、為替、金利、原油価格、消費動向等

Social(社会的要因)

人口動態・密度・構成、流行、世論、世帯、宗教、教育、言語、少子高齢化、ライフスタイル等

Technical(技術的要因)

インフラ、IT、イノベーション、IOT、特許、技術開発(R&D)等

上記からも明らかなように、PESTはマクロ環境(国家レベルの環境)に力点を置いています。

一見遠距離にあるようで、自社に大きな影響を与えるこれらの要因を分析し、SWOTなどと組み合わせて、戦略構築等に利用されています。

7、VRIO(ブリオ)

VRIO(ブリオ)は、経営資源を

Value(経済価値)

Rarity(稀少性)

Imitability(模倣可能性)

Organization(組織体制)

の4つの視点から分類し、自社に競争優位性をもたらすプラス要因と競争優位性を妨げるマイナス要因を抽出する手法です。

上記の図から、

「自社の特定の経営資源に価値があっても、稀少性がない(ありきたり)場合、競合業者と拮抗している」

「自社の特定の経営資源に価値があり、稀少性があっても、真似するのが簡単な場合、競争優位は一時的なものに留まる」

といった命題が導き出せます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、「WEBマーケティングの手法!現状分析のフレームワーク」について述べてまいりました。

ここでご紹介したものは代表的なもので、他にも様々な分析手法が登場しています。

しかし、大切なのは、それらの手法の利用目的、本質を抑えることであり、実務の場で活用してみることです。

是非、これらの手法に精通し、日頃の業務に役立ててみてください。

参考になったらシェアをお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です