視覚を操る色を選ぼう

こんにちは、内定者の村越です。

暑い夏も終わり、いよいよ秋本番。紅葉も見ごろを迎え始めていますね。平成最後の紅葉狩り、皆さんはどちらへ行かれるのでしょうか。

ところで紅葉と言えば、赤や黄色が想像されますよね。緑の葉が多いと「まだ色づいていないね。」となりますが、一面葉が赤や黄に染まると「綺麗な紅葉!これぞ秋!」となりますよね。
つまり赤や黄が揃うと“秋”のイメージであったり、“完璧(な紅葉)”というイメージを持たれるのでは?
ということで、今回のテーマは「視覚」に訴える色についてご紹介を致します。

まず五感の中で「視覚」が一番イメージに影響すると言われています。
なぜなら人が視覚から得る情報量はおよそ80%だからです。

「人は見た目が9割」という書籍や「人は見た目が100%」という漫画、ドラマが数年前にありましたが、あながち間違ってはいないようです。

決め手は色

84.7%の人が商品購入時は色を一番の決め手としているというのです。
また62~90%の人が色だけを基準にし、さらに1分半で決断しているという結果が出ています。

参考までに以前「お客様をキャッチするキャッチコピーの作り方」
https://mr-fusion.net/catchcopyhowto/)の中で、人はページに入って3秒間で“前のページに戻る”もしくは“このページに留まる”かどうかを判断すると紹介しました。

つまり人は物を見た後、ごく短時間の間に物事を判断しているということが分かります。
今回はごくわずかな時間で、いかに人を引きつける配色にできるかを探っていきたいと思います。

色の分類

色は、有彩色と無彩色の2種類に分けられます。

有彩色とは色みを持つものです。
例:赤・青・黄など

無彩色とは色みを持たないものです。
例:黒・白・灰

色を表現する3属性

主に「色相・明度・彩度」という3つに分けられます。

色相

【色相】とは、赤・青・黄のような色みの違いのことです。ハッキリとした境界線はありませんが、赤系・青系と分けることができます。

人が抱くイメージを左右させます。例えば、赤系は温かみ、青系は冷たい印象を与えます。

明度

【明度】とは、色の明るさを表します。

これは赤の色相です。左に行くにつれて明度が高くなります。明度が高くなるごとに白に近づいていきます。反対に右に行くにつれて明度が低くなります。明度が低くなるごとに黒に近づいていきます。

明度は、対象物の重量感を印象づけます。明度が低く暗いものほど重たく感じ、明度が高いと軽く見えるのです。

運送会社や引っ越し業社で使用する会社指定の段ボールがある場合は、どちらかと言えば明度が高い色みにすると、作業員も運びやすいかもしれません。実際に、黒い箱をトラックに積む作業をされていた作業員が疲労を訴えたことをキッカケに箱の色を薄い緑色に変えたところ、疲労感が減じて、欠勤者もなくなった事例があります。

彩度

【彩度】とは、色の鮮やかさを表します。

最も彩度が高い色を純色と呼びます。この色に灰色を混ぜることで濁色と呼ばれ、この灰色の割合が増えるごとに無彩色に近づきます。
彩度は、生命力を測る色でもあります。例えば、咲き始めの花は再度が高い。それに対して終わりに近づいて枯れていくと彩度は低くなります。

色相環

参考:http://rock77.fc2web.com/main/color/color1-2.html

 

色同士の関係をリング状に表した上記のような図を色相環と言います。
色が円状に並べられており、離れている色ほど関係性が低くなっています。
例えば

中央左の赤と中央右の青緑は正反対の場所に位置するため、不調和を起こします。
しかし相対立する色である分、互いに埋もれず目立つことができるのです。

次に

中央左の赤とその隣の赤みの橙は近い関係性のため同じような印象を与えます。
こちらは類似色であることから、個々に目立つことはできませんが、比較的落ち着いたイメージを与えることができます。

黒や灰色の使用しすぎには注意

同じ広告を比較した際に、モノトーンの広告よりも有彩色を使用した広告の方が42ポイントも上回って読み進めてもらえたという結果があります。

私生活の中で、モノクロや灰色だけの世界は存在しません。そのため、無意識ながら違和感を覚えていると考えられます。色があることが自然であり、親しみを覚えてもらえるのです。
しかし下記のグラフのように複数の色が隣り合う場合、無彩色を色同士の間に入れて境界線を明確にする工夫もあってよいでしょう。

 

モノクロの世界だけではインパクトに欠けてしまい、読み進めてもらいにくいという結果も出ていますが、このように物事を明確に線引きできる力も併せて持っていることはぜひ覚えていただきたいです。

 

まとめ

いかがでしたか。普段消費者として見ている側では、気にしないことも多々あったかと思います。しかし、自身がマーケティングをする側に立った時、実は目的やターゲットに合わせて色みを変えることが販売促進に繋がると分かっていただけたでしょうか。
色だけに拘り過ぎて時間を費やされることはオススメできませんが、今回ご紹介させていただいた内容を少しでも参考にしていただければ、効果が出るかと思われます。ぜひ気軽な気持ちでお試しください。

 

参考元:
https://www.shopify.com/retail/store-signs-and-red-signs
https://www.interior-heart.com/seven-color/color/color2.html

 

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