
こんにちは、内定者の角田です。
本日はリスティング広告についての仕組みや基本的な用語についてお話していきます。
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はじめに
リスティング広告は低予算で始めることができ、成果も出やすいものです。

そのため「リスティング広告を始めてみた」、「これからリスティング広告を始めてみたい思っている」という方も多くいらっしゃると思います。
しかし、いざ会社で”リスティング広告を始めよう!”となったものの、リスティング広告の仕組みや専門用語や単語の意味がわからない…という方も中にはいらっしゃると思います。
そこで今回はリスティング広告の仕組みとリスティング広告に関する基本的な用語について、わかりやすく解説していきたいと思います!
リスティング広告とは
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで何か検索を行なった際に、その検索結果や関連サイトに表示することのできる広告です。

検索結果には「広告」と「自然検索」の2つが表示され、この赤枠部分がリスティング広告となります。
リスティング広告には下記のような特徴があります。
〇成果につながりやすいユーザーにアプローチすることができる
〇低予算からでも広告配信ができる
〇最短で1日~2日で広告を配信できる
〇様々な運用型広告の基本を理解できる
(リスティング広告の特徴についてさらに詳しく知りたい方はこちらから♪)
そしてここからは、リスティング広告が表示されるまでの仕組みを解説していきたいと思います。
リスティング広告が表示されるまでの仕組み
リスティング広告が検索エンジンに表示されるまでの仕組みとしては下記のようになります。
【リスティング広告が表示されるまでの流れ】
①キーワードの登録と入札単価の設定
②ユーザーが検索したキーワードと一致
③オークションが発生
④広告の表示
①キーワードの登録と入札単価の設定
リスティング広告を出稿するにあたって、まずはキーワードの登録と入札単価の設定が必要になります。

キーワード登録では「ユーザーが、どのようなキーワードで検索した際に広告を表示されるようにするか」を決めます。
そうすることによって、ユーザーが検索したキーワードに関する広告を表示することができ、情報を探しているユーザー(見込み客)に対して効率よくアプローチすることができるのです。
また入札単価の設定を行います。
リスティング広告の入札単価は、広告がユーザーにクリックされた場合に料金が発生するシステムになっています。
なのでここでは、その際の「1 クリックに対して最大いくらまでの金額を支払えます」という設定を行います。
②ユーザーが検索したキーワードと一致

ユーザーが検索エンジンを使い、ユーザーが探している情報や興味関心を持っている内容と登録しているキーワードや広告との関連性が高い場合に広告が表示されます。
③オークションが発生
リスティング広告はオークション形式となっており、その結果が広告の掲載順位に関係してきます。

しかし高い金額で入札したからといって上位に表示されるわけではなく、逆に低い金額であったとしても上位に表示されるケースもあります。
つまり入札価格だけではなく他の要素も絡み合って掲載順位が決定されるのです。
掲載順位につきましては次の章でお話していきます。
④広告の表示

入札価格のオークションやその他の要素によって決められた掲載順位に広告が表示されます。
以上がリスティング広告を出稿した際に広告が表示されるまでの流れになっています。
リスティング広告の掲載順位の仕組み
リスティング広告の掲載順位は「広告ランク」によって決定されます。

広告ランクとは、
入札価格×品質スコア(※)=広告ランク
という計算式で成り立っています。
(※)品質スコア…Google AdWords広告でGoogleが広告に与える評価の指標を指し、Yahoo!では品質インデックスといいます。
そして品質スコアには下記の3点が影響しています。
・クリック率(キーワードや広告の過去のクリック率)
・関連性(広告グループ内のキーワードや広告の関連性)
・ランディングページの利便性(リンク先ページの利便性)
用語解説
ここまでは大まかなリスティング広告の仕組みについてお話してきました。
しかし仕組みはわかっても”IMP、CTsなどの専門用語などがわからない”という方もいらっしゃると思います。

なのでここからは、それらの用語についていくつか解説していきます。
IMP
IMPとは「広告表示回数」のことです。
実際に広告が表示された回数のことを指し、インプレッション数ともよびます。
CTs
CTsとは「クリック数」のことであり、広告がユーザーにクリックされた回数を指します。
CTR
CTRは「クリック率」のことを指し、下記の計算式で算出することができます。
クリック率(CTR)【%】={クリック率(CTs)÷広告表示回数(IMP)}×100
CTRを知ることで、検索結果を見た人がどのくらいの割合で広告がクリックされたのかがわかります。
CPC
CPCとは「平均クリック単価」を指します。
1クリックあたりの平均コストのことであり、ご利用金額÷クリック数で算出することができます。
Rank
Rankとは「平均掲載順位」のことであり、広告の検索結果がどの位置に表示されたかの平均値を指します。
おわりに

みなさまいかがでしたでしょうか。
リスティング広告の仕組みや用語は運用してみなければ、わからないことばかりですよね。
しかしこうして仕組みを理解してしまえば、運用するためのハードルも下がるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください!