こんにちは!
内定者の本山です。
突然ですが、メルマガを配信しているみなさん、効果検証はしていますでしょうか?
メルマガを配信するにあたって、
販促による売り上げアップやお客様との関係強化などの目的があると思います。
その目的がしっかり達成されているのか、
どれくらいの成果が出たのかを、効果測定により振り返る必要があります。
もし目的が達成されていなくても、効果測定によって得たデータを元に改善をしていくことができます。
なにより、効果測定をすることで成果を数値で表すことができます。
結果を数字で表すことによって、誰がみても分かりやすく報告もしやすくなるのもメリットの1つです!
効果検証を既にやっている方は、基本的な開封率やクリック率はチェックしているという方は多いと思います。
ではメルマガが、どれだけ商品購入や問い合わせなどの成果につながっているかご存知でしょうか?
今回はGoogleが無料で提供しているサイト解析ツール「Google Analytics」を活用した、
お客様がメルマガからwebサイトにアクセス、その後のサイト内での動向を把握するための効果検証をご紹介します。
Contents
メルマガからWebサイトへのアクセス後はどうなっている?!

開封率がよくなった!クリック率も改善し、サイトへのアクセスも増加中!となったら嬉しいですが、
一番大切なWebサイトでの目標(コンバージョン)が達成できていなかったら、本末転倒です。
開封率やクリック率などのメルマガ内での動向は把握しているけど、
Webサイトへアクセス後のデータは把握してないというのは、非常にもったいないんです!
どのページを閲覧したのか、どのページで離脱してしまったのか、Webサイトでの滞在時間、Webサイトの目標(コンバージョン)を達成したのか、メルマガからアクセス後の動向をGoogle Analyticsを使うことで数値化して知ることができます。
アクセス後の動向はメルマガをより良くするために使える貴重なデータなので、今日から有効活用しましょう!
Google Analyticsでの効果検証で必要なこと
今回はGoogle Analyticsを使うことを前提に説明致しますので、初期設定などは割愛させていただきます。
Google Analyticsで効果検証する前に準備することが2点あります。
①Google Analyticsでコンバージョン(目標)を決め、設定する
②使用するURLにパラメーターをつける
①Google Analyticsでコンバージョン(目標)を決め、設定する

そもそもメルマガは何のために配信するのでしょうか?
会員をもっと増やしたい、売り上げをもっと伸ばしたいなど、その企業、その事業によって異なると思います。
メルマガを配信する目的は何で、そのために達成すべきコンバージョン(目標)は何なのかを確認しましょう。
コンバージョンを決定したらGoogle Analyticsに設定します。
Google Analyticsの〔管理〕を開き〔ビュー〕→〔目標〕と進むと、設定をすることができます。

②使用するURLにパラメーターをつける
Google Analyticsを使用すればメルマガからWebサイトアクセス後の動きを簡単に見ることができます。
そのために必要なのはメルマガで使うリンクURLに、効果検証するためのパラメーターをつけることです。
パラメーターって何? どうやってつけるの?という方はこちらの記事に詳しく紹介してますのでご覧ください。
→こちら「メルマガ効果検証に必要不可欠!付与の方法を覚えよう!」
きちんとパラメーターが付与されてないと効果検証がうまくされないので、
URLを張った後にはパラメーター付きのURLになっているかしっかり確認しましょう。
Google Analyticsで効果検証する

メルマガにパラメーターを付け、配信したらGoogle Analyticsで確認しましょう。
今回はこちらのパラメーター付きのURLを例に説明していきます。
→https://mr-fusion.net/?utm_source=mail_20180101&utm_medium=mail&utm_campaign=naiseikaTOP&utm_content=mail_20180101
Google Analyticsの「参照元/メディア」で確認する
Google Analyticsで〔集客〕→〔すべてのトラフィック〕→〔参照元/メディア〕を開きましょう。

URLが一度でもクリックされていれば、googleやyahooなど様々な参照元が並んでいる中に「utm_source=」で設定した参照元名(例:mail_20180101)があるはずです。
見つからない場合は右下にある表示件数の数を大きくしてみてください。最初の画面で表示されないだけで存在しています。
また、同じ画面で〔セカンダリ ディメンション〕を押し〔キャンペーン〕を指定すると、キャンペーンで記入した1つ1つの商品ごと(例:naiseikaTOP)の数値もわかります。

同じメールの中で比較したいときは比較したい参照元名をクリックすると、同じメール内のキャンペーンが並んで表示されるので分かりやすいです。
これに合わせて画面右側で事前に設定した、コンバージョン(目標)を達成しているかもチェックしましょう。
ここがメルマガをやる意図に関係する、一番大切なチェックポイントです!
このほかにも新規ユーザー数や直帰率、平均セッション時間など様々な項目の結果も表示されています。
これらも見て、お客様の動向を把握しましょう!
結果を見るだけでは意味がありませんので、目標は達成しているのか、
結果からみて改善すべきところ、もっと伸ばすべきところなどを改善していきましょう。
まとめ
・Google Analyticsを使うとメルマガからアクセスしたサイト内の動向が分かる
・コンバージョン(目標)がなにかを決め、設定すること
・使用するURLにパラメーターを付与すること
・効果検証をしたら、結果から改善すること
いかがでしたでしょうか?
今回はGoogle Analyticsを使ったメルマガの効果検証の方法を紹介しました。
少しでも理解し、参考にしてもらえたら嬉しいです。
Google Analyticsで得られるデータはよりよいメルマガを作るヒントになります。
ぜひ有効活用してコンバージョン獲得してくださいね!
